3年間にNSW州警察官が紛失した物はさまざま、盗まれることも

拳銃、伸警棒、手錠、無線機、飲酒運転取締呼気検査器も

 シドニーの警察官が、シドニー南部マスコットのマクドナルドで、グロック・ピストル、銃弾30個、警棒、手錠を入れたバックパックを置き忘れ、取りに戻ったが、すでに持ち去られていた。犯人は挙げられたが盗まれた武器などは行方不明になっている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 しかし、警察官が武器その他を紛失することは珍しくなく、過去3年間に拳銃や20を超える伸縮警棒、手錠、携帯無線機、呼気検査装置などが行方不明になっている。

 紛失の仕方も、警察官が転居した際に警棒を紛失したというものから、退職した際に手錠が行方不明になったなど様々で、警察官の装備が犯罪者の間に出回っている可能性があるとしている。

 2013年からの3年間で拳銃1丁、警棒29本、手錠24組、呼気検査装置は27個、携帯無線機は16台が行方不明になっている。

 2013年4月に起きた上記の事件では、仕事を終えた私服の警察官6人がマクドナルドで食事をしていて、その一人、マーク・エリムズ巡査長がバックパックを足許に置いた。中には拳銃、30個の弾薬、警棒、バッジ、カード、手袋、弁当箱、小説、聖書、鍵などが入っていた。店を出てから1時間半後に置き忘れていたことに気づき、あわてて取りに戻ったが、荷物はすでに消えていた。CCTVで窃盗常習犯のベンジャミン・ジョン・オウリッシュが間もなく逮捕された。オウリッシュはバックパックを捨てた場所には案内したが、拳銃と警棒は売りさばきの仲間に渡してしまっており、懸命の捜査にもかかわらず遂に見つからなかった。窃盗犯は12か月の禁固刑を言い渡され、エリムズ巡査長は懲戒処分を受けたが、その後、ドラッグ取締り班の刑事として功績を表彰されるまでになった。

 グレッグ・ロルフ警察長官補は、「装備の使用と保管については厳格なガイドラインがあり、紛失は直ちに届け出なければならない。また、紛失に対してはその重大さによって訓告から職業基準監察部の調査までいくつかの措置がある」と説明している。
 ■ソース
The police-issue guns, batons and handcuffs that disappear

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