CSG抗議行動罰則強化法案に抗議

州議事堂前に500人が集まる

 3月15日、シドニー市マコーリー・ストリートのNSW州議事堂前に約500人が集まり、炭層ガス(CSG)開発工事抗議行動に対する警察権力強化の法改定案に抗議した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 マイク・ベアードNSW州政府は、抗議グループが開発工事機材に体を縛りつけて妨害する戦術を採っていることに対し、警察権力を強化し、抗議グループの所持品検査で縛りつける鎖などの道具を押収できるようにする法改定案上程を計画している。

 また、塀や柵で囲まれた土地に不法に侵入した場合の罰金を$5,500に増額し、また、自由刑も懲役最高7年になる。

 鉱業問題スポークスマンのジェレミー・バッキンガム緑の党議員は、「法改定案は苛酷。ここはNSW州であり、プーチンのロシアではない。雨の中、抗議のために集まった人々に感謝する」と演説した。

 ピリガのCSG開発計画抗議行動に参加した農家のドン・マッケンジーさんは、「ベアード首相、今日、私達がここに集まったのは、私達が政治制度に裏切られ続けたからだ。改定案が通っても抗議行動を続ける」と語った。また、「編み物おばあさん」と名乗るグループのアン・トンプソンさんは、「年金じゃ$5,500の罰金は払えない。もう監獄を出たり入ったりの格好は用意してある」と語った。

 一方、政府は、「危険行為や過激な抗議行動を阻止しなければならない」と語っており、NSW州鉱業協会も、「作業員や抗議グループの安全のためにもこの法改定は必要だ」と語っている。

 議会では野党労働党はライアン・パーク議員が、「恥知らずな改定法案。抗議の基本的権利を破壊する法案だ。抗議グループは、わが州にとって重要な農地や農業、水を守るためにできる限りのことをするために抗議行動を起こしている」と発言、これに対して、ケビン・アンドリューズ国民党議員は、「抗議の民主的権利は尊重している。人命を危険にさらすことに反対しているだけだ」と反論している。
■ソース
Hundreds rally against proposed increase in police powers and increased fines for CSG protests

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