2016年5月予算案、明後日に控え、モリソン財相小出し発表

スーパーアニュエーション高額所得加入者の割引税率引き下げ

 5月1日、選挙が間近に迫った初の5月予算案を2日後に控え、スコット・モリソン連邦財相は、「豊かな国民にはもっとスーパーアニュエーションの税を負担して貰う。スーパーアニュエーションの税制をさらにきめ細かく改善したい。政府はそのことをずっと言い続けてきた。何の秘密もないと思うが、詳細は火曜日の夜に発表する。スーパーアニュエーションは国民にとって重要な制度であり、国民の将来の生活がかかっているものであるから、税制優遇も改善しなければならない」と語った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 モリソン財相は、高額所得者のスーパーアニュエーションの税制優遇を変更する可能性を語ったことはあるが、予算案で高額所得者をターゲットにすると確言したのはこれが初めてである。

 保守連合政権は、消費税率引き上げもネガティブ・ギアリング変更も実施しないと明言しており、財相にとっては財政赤字を抑えるためには税制優遇を切り詰めることがわずかに残された手段となっている。ただし、「税制にどのような変更があっても、全体的な税負担は変わらず、また、財政赤字を減らすためには支出を減らすことを原則とする」とも語っている。

 労働党は、すでに高額所得者のスーパー税制優遇を切り詰め、財政に何十億ドルもの節約をもたらすことができると発表しており、スーパー年金支給額が年間$75,000を超える場合には15%課税、また年収$250,000を超える場合にはスーパーアニュエーション口座に拠出される金額に対する課税率を現行の15%から30%に引き上げると発表している。

 モリソン財相はその詳細を明らかにしなかった。
■ソース
Budget 2016: High-end superannuation tax concessions to be cut, Scott Morrison confirms

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