QLD州での米豪共同演習に中国スパイ船の監視

中国国営メディアは「将来的戦略の手始め」と報道

 先日QLD州の海陸を使っての「タリスマン・セーバー」米豪共同軍事演習の間、サンゴ海方面のオーストラリア領海のすぐ外で中国海軍のハイテク東調級情報収集艦(AGI)が監視を続けていたのを演習に参加していた豪国防軍が確認している。

 7月24日には、ABC放送(電子版)が、「今回、中国海軍艦船がQLD州近海に派遣されたことは中国の将来的戦略の手始め」と報道したことを伝えている。

 国防軍高官は、「中国海軍の動きは挑発的かつ非友好的」としているが、国防省は、「豪軍と米軍の戦争ゲームに影響はなかった」と発表している。

 中国政府の軍事改革について記者会見を行った中国人民解放軍の呉謙報道官は、「中国の艦船、航空機も他の国のそれと同様、公海の自由航行権を持っている。中国軍は、平和維持、海賊対策護衛、国際援助、災害救助などの活動で他国との共同参加場面を積極的に展開してきた。これは大国の良いイメージと責任感の発揮である」と語っている。

 また、中国国営メディアの環球時報は、米豪軍共同演習を中国のスパイ船が監視したことに対するオーストラリアのメディアの反応を「偽善的で騒々しい」と片付け、「オーストラリアのメディアは、南シナ海におけるアメリカの自由航行権活動を熱烈に支持しながら、中国スパイ船が近海に突然現れたということに慌て、受け入れることも拒否している。アメリカ軍艦は中国の南沙諸島、西沙諸島の12カイリ領海内を航行した」と報道している。

 また、今回の815系東調級情報収集艦がオーストラリア領海のすぐ外まで迫った活動は今後も繰り返されるだろう」と報道している。
■ソース
China’s state media warns of further warship deployment to Western waters

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