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WA州、3月3日より州境開放、規制緩和と発表

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モデリングで3月末までに1万人でピーク迎える

 2月18日付ABC放送(電子版)は、マーク・マクガワンWA州首相の発表として、一旦延期されたWA州の州境閉鎖解除や規制緩和を3月3日に実施すると伝えている。

 同日午前零時1分より実施されるこの措置により、他州からWA州に入る場合、ブースターを含めた3回の接種を済ませている者は7日間の隔離を免除される。ただし、コロナウイルス・オミクロン株感染の広がりを防ぐため、社会規制は緩和して続けられる。

 海外からの渡航者の場合、連邦の入国条件を満たしていればWA州に入ることができるが、到着後12時間以内に迅速抗原検査を行い、陽性であれば州保健当局に届け出なければならない。

 マクガワン州首相は、「既にウイルスは州社会に広がってしまっており、これを押しとどめることはできない。3月3日を規制緩和の期日としたことはすべてを総合して考えた場合バランスが取れていると考えている」と語っている。

 さらに、「州民のワクチン接種率は上がっているが、3月3日までには2回の接種では不十分と考えられるため、州境規制そのものはまだ必要だ。パース空港経由でオーストラリアに戻る国籍者や永住権者の受け入れは週に70人までで到着後1週間のホテル隔離に入らなければならない。また、未接種外国人のオーストラリア入国は認められないとしている。

 2月21日午前6時より、公共屋内でのマスク着用義務が州全域で適用される。一方、パース、ピール、州南西部、グレート・サザン、ウィートベルト、ピルバラなどの地域では「レベル1」規制措置が適用され、劇場や映画館、大規模スタジアムでは定員の75%収容することができるようになる。ナイトクラブは1人2平米または最大500人制限が科せられる。

 マクガワン州首相は、「不満な人もいるだろうが、イベント、ライブ、接客業界を安全に運営していくために最低限必要な措置と考えている。立ち飲みは認められるし、ダンスも認められる。また、規制で影響を受ける業界に対してどのような補償が必要かを検討する」と語っている。

 その他、オミクロン株の広がりを抑えつつ、州経済の活動を維持するために最低限の規制が残されている。
■ソース
WA border opening date is March 3, as Mark McGowan announces new COVID restrictions

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