電車・バス運賃無料に続く大盤振る舞い

オーストラリア南部ビクトリア州政府(州都メルボルン)は今年度に限り、年に一度の自動車登録更新にかかる手数料を一律2割引き下げる。ホルムズ海峡封鎖に伴う燃料高騰対策として、実質的な減税措置に踏み切る。
対象は個人が使用する4.5トン以下の自家用車や小型トラック。2025-26年度(25年7月1日〜26年6月30日)にかかった自動車登録手数料について、差額を返金する。ただし、利用者が返金を受け取るには、6月1日から7月31日までの間に申請する必要がある。
ジャシンタ・アラン州首相によると、自動車登録手数料は1台当たり年間最大930.7豪ドル(約10万5,000円)かかっているという。これを20%引き下げ、最大186豪ドル(約2万1,000円)安くする。車を2台所有している平均的な家族の場合、最大372豪ドル(約4万2,000円)負担を減らす。1世帯当たりの台数制限はない。
州政府は、登録手数料の引き下げにかかる支出7億5,000万豪ドル(約848億円)を来年度予算案に計上する。アラン州首相は「即効性のある一度限りの物価高対策で家計を支援するが、予算案は黒字を見込む」と述べ、健全な財政運営をアピールした。
州政府はすでに、公共交通機関の利用を促し、燃料不足を和らげるため、鉄道と路面電車、バスの運賃を5月末まで無料化。6月1日から12月末までは半額とする。平均的な通勤客の場合、6月以降年末までの節約額は850豪ドル(約9万6,000円)になるという。これにかかる予算は、4億3,200万豪ドル(約488億円)を見込んでいる。
◼️ソース
20% Off Rego(Hon Jacinta Allan MP, Premier of Victoria)
Extra Month Of Free PT – Then Half-Price Fares For All(Hon Jacinta Allan MP, Premier of Victoria)