VIC州、メルボルン市の規制緩和延期発表

前保健相「アンドルーズ州首相はマヒ状態」批判

 10月25日、VIC州政府は、メルボルン市の厳しい規制を大幅緩和すると期待されていたが、メルボルン都市圏北部の市中感染クラスターを受けて、ダニエル・アンドルーズ州政権は、大幅緩和を延期すると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アンドルーズ州政権の決定には野党自由党や連邦政府だけでなく、ジェニー・ミカコス前保健相からも批判が出ているが、州主席医務官は、「州政府批判者は十分なデータを持たないで批判している」と反論している。

 ミカコス氏はアンドルーズ州首相の下で保健相を務めていたが、州政権のコロナウイルス対策でいくつかの失策の責任を取らされて辞任しており、それ以来、アンドルーズ州首相とは対立しており、25日の州政権の決定に対しても、自分のソーシャル・メディアで、「毎日の新陽性者発生数は十分に低くなっており、市中感染も特定アウトブレーク関連に限られている。メルボルン都市圏規制解除を引き延ばす理由はない。アンドルーズ州首相は決断のできないマヒ状態に陥っている」と批判した。

 また、野党自由党のマイケル・オブライエン党首は、「アンドルーズ州首相は、多くの市民が期待していたメルボルン都市圏の規制緩和を延期したため、市民の気持ちを踏みにじった」と批判している。

 10月24日午後8時までの24時間のコロナウイルス新陽性者は7人、そのうち6人はメルボルン都市圏北部のアウトブレーク関連だった。

 アンドルーズ州首相は、ミカコス発言に直接反論することは避けているが、規制緩和を48時間延期する旨を示唆している。

 また、アンドルーズ州首相と共に毎日の記者会見に出席しているブレット・サットン主席医務官は、ミカコス氏、スコット・モリソン連邦首相、グレッグ・ハント連邦保健相らの批判に対する考えを訊かれ、「批判者は誰も政府が持っているコロナウイルス発生状況の詳細なデータを持たずに批判している。私達は個々の陽性者を取り巻く複雑な世帯状況などまでを考えに入れて検討している。私達もできれば規制緩和を進めたいが、どんなに不満でも24時間ごとに状況を判断して決めなければならない」と語っている。

 ジェームズ・クック大学のアラン・バクスター免疫学者は、VIC州の慎重な態度を支持している。
■ソース
Jenny Mikakos accuses Daniel Andrews of ‘paralysis’ as Melbourne’s coronavirus reopening announcement is postponed

 幌北学園 blancpa novel-coronavirus nichigowine  kidsphoto

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