連邦予算相、40歳未満にファイザー・ワクチン約束

ただし、具体的な日程を明らかにすることは拒否

 7月4日、サイモン・バーミンガム連邦予算相は、「今後何ヶ月かのうちに40歳未満の国民にはファイザー・ワクチンを提供する」と発表したが、具体的な日程については明らかにすることを拒んでいる。

 同日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 先日、スコット・モリソン連邦首相が「40歳未満の国民もアストラゼネカ・ワクチンを受けてもらいたい」と発言し、各州首相や医療界は、「医学専門家の指示に従う」と反対し、グレッグ・ハント連邦保健相も、「アストラゼネカ・ワクチンが60歳以上に限るということは今も変わっていない」と発言するなど、モリソン発言以来混乱が続いてきたが、サイモン・バーミンガム連邦予算相が、「40歳未満の国民には今後何か月かの間か、ひょっとすればもっと早くにファイザー・ワクチンを提供できるようになる」と発言した。

 連邦政府はファイザー社と2回の契約で4,000万用量の供給を受けることが決まっているが、現実にはわずかな数量しか届いていない。

 ABC放送の時事番組「Insiders」で、ABC放送のインタビューに応えてバーミンガム予算相が発言したもので、「この先、ファイザー・ワクチンの輸入量が現在の倍の週60万用量に増える。若い国民は今後のワクチン接種計画展開を信頼してもらいたい。今後何か月どころかもっと早く実現するかも知れない」と語ったが、具体的な日程を質問されると、バーミンガム予算相は、「今すぐに答えられるような具体的な日程は決まっていない」と言葉を濁している。

 野党労働党のアンソニー・アルバネージ党首は、「バーミンガム大臣が具体的な日程を明らかにできないのはスコット・モリソン保守連合政権の無能さを示す話だ」と批判している。

 アストラゼネカ・ワクチンはヨーロッパでもオーストラリアでも「血小板減少症を伴う血栓症(TTS)」を引き起こす可能性が知られており、低年齢ほど、また女性が男性よりTTSのリスクが高く、ワクチンに関する専門家グループの「Australian Technical Advisory Group on Immunisation(ATAGI)」が、過去に、「50歳以上に限ること」と勧告したが、その後、40代と50代の女性2人が亡くなっており、ATAGIは、アストラゼネカ・ワクチンの年齢下限を60歳に引き上げていた。

 しかし、モリソン発言後、18歳から39歳までの年齢層7,500人がアストラゼネカ・ワクチンを受けている。
■ソース
Finance Minister Simon Birmingham promises Pfizer vaccine for under-40s ‘within months’ but refuses to set date

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