エリート私立高校生徒160人に特別待遇ワクチン

NSW州保健局の決定、州全域の教職員飛び越え

 7月6日付ABC放送(電子版)は、NSW州保健局がシドニー都市圏のエリート・カソリック高校の生徒160人に優先順位を飛び越える特別待遇でファイザー・ワクチンを接種していたことを報道している。

 この高校は、ハンターズ・ヒルのセント・ジョセフズ・カレッジで、国内最大規模の寄宿舎学校。連邦政府のコロナウイルス・ワクチン接種計画優先順位に原則的に高校生は入っておらず、一般国民と同じ最下位になる。また、他の公立私立高校生はこの待遇を受けていない。

 ABC放送の問い合わせに対して、同カレッジのロス・ターリントン校長は、「シドニー保健管区を通して、NSW州保健局に16歳以上の生徒を対象にコロナウイルス・ワクチン接種を要求したところ保健局から認可を受け、160人が5月に1回目の接種を受けた。」と語っている。

 国内のワクチン接種計画を決定する専門機関、Australian Technical Advisory Group on Immunisation (ATAGI)によれば、40歳未満の国民のほとんどは、まだファイザー・ワクチン接種の順番が来ておらず、医療従事者や高齢者介護施設の職員でさえまだ接種が済んでいない状態で、州政府も、連邦からのワクチン供給が順調に進んでいない苦情を訴えている。

 40歳未満の若い世代の優先順位は未だ来ていないが、アストラゼネカ・ワクチンのみは60歳以上と決まったことから供給に余裕があり、40歳未満の国民もアストラゼネカ・ワクチンなら今既に接種が受けられる。

 その後、NSW州保健局が声明を発表し、「脆弱者とされる同校の先住民族出身生徒への接種を認可したが、現場までの連絡に手違いがあり、同校の寄宿舎生徒163人に接種されてしまった」と述べている。
■ソース
St Joseph’s College in Hunters Hill received 160 Pfizer COVID-19 vaccine jabs

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