NSW州でコロナウイルス社会規制さらに緩和

結婚式、葬儀、宗教行事の人数制限拡大

 5月28日、NSW州政府は、「6月1日より、宗教行事、結婚式、葬儀の参加人数制限を緩和する」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 グラディス・ベレジクリアン州首相は、「それでも、宗教行事の礼拝者は1人あたり4平方メートルという規則を守らなければならない」と語っている。

 結婚式の参加者上限は20人、礼拝施設での宗教行事は50人、葬儀も50人まで緩和されている。ただし、これまでの健康注意事項は引き続き守らなければならない。

 ブラッド・ハザード保健相は、「海外では宗教施設や合唱団を通してコロナウイルス感染が拡大する事態が起きている。だからこそオーストラリアでは宗教活動にも厳しい規制を敷いてきた。また、礼拝施設の管理者が、それぞれの施設に合わせて礼拝者の健康と安全を確保できるよう、保健局がチェックリストを編成した。このチェックリストには個人間の距離、手の衛生や洗浄方法などが記載されている。また、体調の悪い人は自宅から出ないようにしていなければならない」と語っている。

 ケリー・チャント主席医務官は、「礼拝施設に対しては、合唱、本の共有、寄付プレートの手渡しなどウイルスを広げるおそれのある行為については、危険を避けるため、これに代わる方法を考えてもらいたい。合唱は特にウイルスを広げるリスクが大きいため、避けてもらいたい。そのために、たとえば合唱でもおのおの3mの距離をおいて立てば安全といえる」と語っている。

 NSW州ではこれまで結婚式はカップルを除いて10人まで、葬儀は屋内なら20人まで屋外でも30人まで、宗教施設での礼拝も10人までとされていた。

 5月15日に緩和された規制としては屋外で10人までが集まることができるようになっており、喫茶店、レストランでは一施設あたり10人までが着席することができるが、1.5mの社会的距離は守らなければならない。

 6月1日より、パブ、クラブ、喫茶店、レストランは1施設あたり50人まで収容することができるが、社会的距離は守らなければならない。
■ソース
Coronavirus restrictions in NSW to be eased for wedding, funerals and religious services

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