NSW州北東部に再び避難命令

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生命の危険が予想される洪水警報発令

3月28日付ABC放送(電子版)は、NSW州北東部のノーザン・リバーズ、中北部海岸両地域に「生命の危険」が予想される洪水警報と、避難命令が発令されたと伝えている。

両地域は今月初めにも甚大な水害の被害を受けたばかりだが、繰り返し訪れる長雨で水害の片付けも終わらないうちに再び水害に見舞われる可能性が大きくなっている。

現在、避難命令が発令されているのはノース・リズモア、サウス・リズモア、カイオグルの3地区。州緊急救援局(SES)では10機を超える航空機を待機させ、洪水の被災救助出動に備えている。

3月29日になればウィンザー川の増水が始まると予想されており、洪水は中程度から大規模になる可能性もある。そのため、3月前半に市街地全体が軒下まで浸水する被害を受けたばかりで、家具も家も失った人々が緊急のキャンプ用モーターホーに仮住まいしているが、住民は再びこのモーターホームを高台に移している。

ノース・リズモア地区には28日午後9時までに避難するよう指示が出されているが、サウス・リズモア地区とカイオグルには午後10時までに避難するよう指示が出されている。また、リズモア市中心部にも避難警報が出されている。

SESでは、「既に豪陸軍、NSW州警察などの支援を受けており、住民に警報を呼びかけている。状況は刻々と変化しているが、SES局員やボランティアも救助活動を必要とするような不測の事態が起きた場合でも十分な態勢が整っている。既に大勢を配備しており、住民の救助や援護ができるよう待機している」と語っている。

気象庁(BoM)では、「土壌も集水域もこれまでの長雨で水分が飽和しており、少しの雨でも大小の河川が一気に水かさを増してしまう。その上に大雨が予想されるため、NSW州北部から北東部にかけてはかなりの局地的洪水や河川の溢水が予想される」と語っている。

NSW州のSESでも、「短時間の土砂降りでも人命や財産を脅かすほどの洪水になる可能性がある」と発表している。
■ソース
Evacuation orders issued as ‘life-threatening’ flood warnings raised for NSW Northern Rivers, Mid North Coast

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