オーストラリアは世界3位の長寿国

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0歳平均余命は女性85.4年、男性81.3年

Photo: Matt Bennett on Unsplash

 オーストラリア統計局(ABS)はこのほど、同国の平均寿命に関する調査結果を発表した。これによると、新生児の平均余命(生まれたばかりの赤ちゃんが死ぬまでの平均年数)は、2019〜21年の3年間の平均値で、女性が85.4年、男性が81.3年となった。

 30年前の1991年と比較すると女性は5.1年、男性は6.9年、それぞれ寿命が伸びた。10年前の09〜11年と比べ女性は1.2年、男性は1.6年、それぞれ長生きとなった。

 州・準州別では、首都特別地域が女性(86.3年)、男性(82.7年)ともに最高だった。北部準州(NT)は女性(81.0年)、男性(76.3年)といずれも最低だった。

 地区別で最も長寿だったのは、男性がシドニーのボーカム・ヒルズとホークスベリーの85.6年、女性がシドニーのライドの88.4年だった。NTのアウトバック地区では女性(77.1年)、男性(71.7年)ともに全国で最低だった。

「コロナ禍でも寿命が伸びた」と統計局責任者

 ABSが2020年の国連統計と比較して独自に集計したところによると、オーストラリアの生まれた時点の平均余命は男女平均(84.32年)で1位のモナコ、2位の日本に次いで3位だった。男性は2位、女性は5位となっている。

 ABSの人口統計部門の責任者を務めるエミリー・ウォルター氏によると、オーストラリアは「新型コロナウイルスの感染が拡大した最初の2年間に平均余命が伸びた数少ない国の1つ」だという。

 ウォルター氏は「2020年の国連統計によると平均余命の世界平均は女性が74.8歳、男性が69.4歳だったが、オーストラリアはそれよりも女性が10.6歳、男性が11.9歳長い」と述べた。

 なお、65歳の時点の平均余命は女性が23.0年、男性が20.3年となっており、新生児よりも長生きする確率が高くなっている。

■ソース

Life tables, Statistics about life tables for Australia, states and territories and life expectancy at birth estimates for sub-state regions, Australian Bureau of Statistics

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