不動産市場に冷水!?

ウエストパック銀、住宅ローン金利引き上げ

 オーストラリア4大銀行の1つ、ウエストパック銀行は10月14日、金利変動型住宅ローンの金利を0.2ポイント引き上げると発表した。11月20日に実施する。居住用住宅ローンの金利は年率5.68%、投資用住宅ローンの金利は5.95%にそれぞれ上昇する。将来の金融危機対策でオーストラリア金融規制局(APRA)が銀行の資本準備金の積み増しを決めたことから、多額の資金が必要になったためだとしている。

 ウエストパック銀の発表は市場では驚きを持って受け止められた。ほかの大手銀も追従することになれば、シドニーやメルボルンの住宅ブームに冷水を浴びせ、景気に打撃を与える可能性がある。中央銀行のオーストラリア準備銀行(RBA)によるさらに一段の利下げを誘発するかもしれない。RBAは足踏みする景気をテコ入れするため、同金利を既に史上最低水準の2.0%まで引き下げている。

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