NSW州の獣医学企業、賞金でイヌダニ募集

シーズン近づき、12,000匹収集を目標に

 これから暑くなる季節に向かい、自然界ではダニの活動も活発になり、特にペットや家畜のダニは経済的な害も及ぼす。NSW州の獣医学関係の企業がオーストラリア全土を対象にイヌダニを求めており、特にダニが繁殖しやすい北部準州(NT)を重点に1匹50セントで買い取ると宣伝している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 企業はVetX社といい、この数年、イヌのダニ駆除の研究を続けるため、ダニを募集してきた。同社では、「イヌダニを駆除し、イヌを看護するより良い治療法を求めている」とうたっている。

 同社では、特にダーウィンの住民と事業所を目標にしており、「イヌダニは温暖多湿気候が好きだし、飼い犬の多い住宅街が広がっているということもあって、ダニを集めるのに適している。大陸北部や東部海岸地域も調べたことがあるが、ダーウィンが最適だった。前回の募集では容器に入れられて合計15,000匹が送られてきた。今年は少なくとも12,000匹を集めたい」と語っている。

 ただし、イヌの皮膚に食い込んだダニを引き抜いても、もう血を吸う行為をしないため、皮膚に食い込む前のダニを集めることが必須で、そのためにはイヌにつく前にたくさんのダニがはびこった家具の下、窓際、壁などが探しどころだとしている。「2,3平方メートルに1000匹もいるようなところが理想的だが、一度に400匹か500匹程度が見つかるようなら十分引き合う」としている。

 そのような理想的なところが見つかれば、「ブラシとちりとりで掃き集め、テイカウェイのプラスチック容器に入れ、蓋に2,3個穴を開けた上で古いストッキングでくるんでしまう。それをregistered postかクーリエで発送すればいい。2,3日中に発送すること。涼しく保っておけば郵便で発送しても届くまでに死んだりはしない」と語っている。

 同社では生体1匹当たり50セントと郵送料を支払っているが、Darwin Beer Economyというソーシャル・メディアでは、ダニを寄付すれば、ビールやペスト・コントロールを無料で提供するとしており、ダニが大量にはびこっているところでは出張してダニを集めることもする」としている。
■ソース
Wanted: NSW researchers need 12,000 specimens from ‘brown dog tick capital of Australia’

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