S Kidman牧場売却問題で国内牧場主が入札名乗り

ラインハート鉱山女王を上回る入札価格示す

 国内最大規模の牧場企業、S Kidman and Coが売りに出ており、国内でもっとも富裕な鉱山所有主、ジーナ・ラインハート氏とラインハート氏の中国系企業との合弁が入札していた。

 しかし、10月23日には、国内の実業4家族のシンジケートが3億8,600万ドルの提示価格を提示し、ラインハート氏と中国系合弁の提示価格を上回った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 4家族は家畜、輸送の業界で手広く事業を展開しており、入札も無条件の上にラインハート氏のHancock Prospectingと上海CREDの提示価格を上回っている。

 S Kidman牧場は1年半にわたり、中国企業からの買収に対して国内で基幹産業が外国人の手に渡るなどの批判が燃え上がり、買収認可申請が却下されると今度は民族差別的と批判されるなど政治問題化していた。

 BBHOシンジケートの4家族の一つ、WA州とNTで牧場を営むスターリング・バンティーン氏は、「私達のシンジケートは100%オーストラリア人所有。4家族のコンソーシアムは、キッドマンの伝統をとブランドをしっかりと守ることに努める。オーストラリアで成功し、名声の高い牧場主グループの管理で牧場を続けていく」と語っている。

 BBHOは、バンティーン一家の他、SA州のトム・ブリンクワース、NSW州のマルコム・ハリス、アリス・スプリングスズのビブ・オールドフィールドの4家族で構成されており、いずれもQLD州、NSW州、SA州で大々的に牧場を営んでおり、4家族合わせて40万頭の牛を飼育している。

 一方、キッドマン牧場は大陸中央部に101,000平方キロの牧場を経営する。
■ソース
S Kidman and Co: Australian syndicate outbids Gina Rinehart for cattle empire

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