オフィスワークス、USB製品リコール

中国製安価粗悪品が再び焦点に

 コンピュータ・ショップに行くと、異常に安い製品を見かける。通常の有名メーカー品の数分の1という価格で手に取るといかにも粗悪品という感じがする。5V程度の低電圧を扱うものならその製品が壊れるか、それにつながったコンピュータが壊れる程度で済む。しかし、240Vの家庭用電源を扱うものであれば人命や家屋財産に関わってくる。そのために国の定めた規格機関があり、その規格マーク(丸にチェック)のないものを売ることは禁止されている。2014年4月、240Vパワーポイントに直接接続してUSBの5V電源を供給するチャージャーを接続したままMP3音楽を聴いていた女性が感電死した。240Vの一次側と5Vの二次側が正しく絶縁されていなかったためだ。その製品は極端に安い中国製でしかも規格マークが入っていなかった。事件後、当局が販売店を家宅捜索して製品を全て押収している。

 8月5日、大手文具チェーン、オフィスワークスが、別の件でやはり不良品が出回っているおそれがあるとして、USBチャージャーのリコールを発表した。

 問題のUSBチャージャーは感電は報告されていないが、消費者が購入したチャージャーの回路が過熱し、ケースが溶け出した事故があったため、他の同製品でも同じ事故が起きるおそれがあると発表されている。同製品は国内ですでに3,400個が販売されており、事故は今のところVIC州で起きたその1件しか報告されていない。また、同製品はNSW州では1,050個が売られている。

 NSW州政府のマシュー・メーソン=コックス公正取引相は、「リコールはオフィスワークスが任意で行ったものであり、同社はエナジー・セーフVICと協力している。この製品を購入した消費者はただちに製品をオフィスワークスに返品し、返金を受けるよう」呼びかけている。また、4月の女性の死亡事故を起こした製品とオフィスワークスの製品はまったく別。あくまでも安全を最優先してオフィスワークスが自発的に行った適切な処置と発表している。

 製品は、2013年7月から2014年8月2日までの間にオフィスワークス店頭と同社オンラインで販売されたUSBチャージャーで、製品型番はMS10071223と表示されている。(NP)

http://www.smh.com.au/digital-life/digital-life-news/faulty-usb-chargers-recalled-by-officeworks-20140805-100spl.html

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