WA沖過去30年最大の石油埋蔵量

米企業の探査進むカニング海盆

 WA州沖のカニング海盆での石油探査作業を進めていた米の独立系石油企業Apache社は、オーストラリアとしては過去30年で最大の石油埋蔵鉱脈を発見したと発表している。

 8月18日の報道によると、同社のフェニックス・サウス1号井は石油ではなくガスを発見するものと期待されていたが図らずも石油の発見となり、しかも埋蔵量は3億バレルにのぼる規模と見込まれている。しかし、可採量はそのほんの一部とのこと。

 同社によると、海底油田試掘の結果は、「商業量の発見になることを示している。今後の試掘で同じような結果が出れば、フェニックス・サウスはオーストラリア最新の石油鉱区になることと思う」規模。しかし、Apache社の提携企業、カーナボン・ペトローリアム社は、「最近としては我が国の石油ガス産業でもっとも大きなできごとの一つになる」としており、採掘ベンチャーの20%を所有するカーナボンの株価は即日2倍以上に跳ね上がった。

 これまで石油とガスの膨大な埋蔵量が知られているカーナボン海盆と北方の主に膨大なガス埋蔵量で知られるブラウズ海盆にはさまれたカニング海盆では初の石油発見となった。ストックアナリシス社では、「可採量はおそらく6,000万バレル程度。しかし、試掘井戸はさらに深く伸びており、今後さらに可採量が増える可能性もある。また、今後もさらに石油・ガスの埋蔵が発見される可能性もある」としている。

 カーナボン社では、「今回の発見は、北西大陸棚石油・ガス開発では20年ほど前のエクスマス海盆開発以来の重要なもの」と語っている。日本からはJX Nippon社とFinder Exploration社がWA-435-P試掘ベンチャーで各20%を投資している。Apache社は40%を持ち、また開発事業を直接行っている。これまでの分析では原油は軽質で汲み出しやすく、有利な価格が見込めるとしている。(NP)

http://www.smh.com.au/business/mining-and-resources/claims-of-australias-biggest-oil-discovery-in-30-years-20140818-1059vv.html

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