「5年後にはコール・センターも廃止」

テルストラCEOがオンライン化を予告

 8月23日、テルストラ社のデビッド・ソディCEOが、「当社のコール・センターは5年後には完全になくなっている」と予告、将来はすべてオンライン・サービス化し、オーストラリア国内で何千人も雇っているコール・センターを廃止する方向で進めていることを明らかにした。テルストラ社は1年の実績で43億ドルの利益を発表したばかり。

 ABCラジオに出演したソディCEOは、「雇用を海外に移していることに対する批判を受け止めているが、現実の変化を無視するわけにはいかない。今後5年間でこのコール・センターの仕事も完全になくなっているはずだ。どうやって銀行と取引している? 銀行まで出かけることはほとんどないはずだ。それが現実だ。伝統的なサービス業務関連雇用はそうなっていくだろう。今後ますますデジタル化が進む。難しいことだが乗り越えなければならないことだ。雇用の海外移転は単に一時的なつなぎの措置だ」と語った。

 通信公務員労組(CPSU)のマイケル・タル全国書記長は、テルストラは過去2年間で国内のコール・センター部門の雇用を2,500人削減している。また、今後5,000人ほどが解雇されると予想しており、「これだけの人が解雇されるというのは単にその人達の損失にとどまらず、一般社会や経済にとっても大きな影響がある」としている。

 ソディCEOは、「国内雇用削減と海外事業拡大でも、テルストラ社が国内大手雇用事業所であることに変わりはない。昨年国内では400人の新規雇用があった。問題は、過去の雇用とは職種が変わって行っていると言うことだ。大企業はどこでも同じだ。組織を新しくしていなければならない」と語っている。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-08-22/telstra-call-centre-jobs-will-not-exist-in-five-years/5690964

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る