四大銀行に住宅ローン利率の臨時引上げ圧力

世界的に利率引き上げの動きの高まり

 連邦中銀(RBA)は政策金利の据え置きを続けているが、世界的に利率引上げの動きが高まっており、国内四大銀行もRBAの動きとかけ離れた臨時の住宅ローン利率引き上げに向けた圧力を受けている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現在、銀行の業務上の行為に対して特別調査委員会が設立され、調査を進めており、すでに四大銀行で商業倫理に欠ける行為が数多く証言されていることから、委員会の調査が終わるまでは利率引き上げは難しいとの意見がある。しかし、JPモーガンの主任エコノミスト、サリー・オールド氏はそのような見方には同意できないとして、「銀行もビジネスであり、明確な至上命令がある。結局、四大銀行も利益幅を守らなければならない。利率を引き上げることによって世間の圧力を受けることと、利率を引き上げないための利益に対するコストを比較して態度を決めなければならない」と語っている。

 ABCに出演したANZのシェイン・エリオットCEOは、「現実には私達もビジネスをやらなければならないということだ。責任を持って、倫理的に、すべての利害関係者に配慮して必要な時に必要な決定をする」と語っている。

 四大銀行の下の銀行にはすでに住宅ローンの年利を引き上げたところもある。

 銀行間取引金利がRBAの政策金利を上回って上がり続けていて、国内銀行は借り入れコストの上昇にさらされている。一方、国内経済がなかなか改善しないため、RBAは政策金利の記録的な低利を過去20か月にわたって維持しており、今後1年から2年、あるいはそれ以上の期間にわたって据え置きを続けるだろうとの見方もある。しかし、銀行は純利子差益の拡大を迫られているというのである。
■ソース
Big four banks face mounting pressure to lift interest rates

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