テート・ブリテン美術館ヌード・アート・コレクション展覧会

NSW州立美術館で100点を超える裸体美術作品

 この夏のNSW州立美術館のメジャーな展覧会は、「Nude: art from the Tate collection」として、イギリスはロンドンの国立美術館の100点を超える所蔵品が展示されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 作品はいずれも裸体をモチーフにしており、ジャスティン・ペートン学芸員は、「裸体は私達人間自身であり、美術家にも美術愛好家にもヌード作品に魅惑される人がいる。誰でも服の下に身体があり、誰でも他の人の裸体には魅惑されるものだ。また、美術の歴史は人間を素材にしてきた。今回の貸し出しを受けた作品群は1900年代初めから今日までの絵画、写真、印刷、彫刻まで広く網羅している。また、作者もパブロ・ピカソ、アンリ・マチス、フランシス・ベーコン、ヘンリー・ムーア、ルシアン・フロイド、ジョセフ・ターナー、オーギュスト・ロダン、ルイーズ・ブルジョワ、ロン・ミュエクなど数多くの著名な美術家のリストになっている。

 ペートン学芸員は、「シドニーにミニ・テートが現れたというところだし、展示作品はB級やC級ということはない。テート・コレクションを代表できる作品ばかりだ」と語っている。

 今回の展覧会を代表する作品は、ロダンの「接吻」ではないか。このあまりにも有名な彫刻は、これまで一度もヨーロッパを出たことがなく、初めてヨーロッパを離れたのが今回のシドニーでの展覧会である。

 ペートン学芸員は、「この彫刻を見るためにロンドンまで航空運賃を払う必要がないのだから、今回の展覧会の最大の呼び物になるのではないか。この作品の存在感と迫力、人間の愛を表現した作品としては世界でもっとも知られた作品だと思う。複製品ならいくらでも見てきたし、雑誌でもコンピュータ画面でも見てきたが、実物にかなうものはありえない」と語っている。

 この展覧会はシドニーのNSW Galleryで、2017年2月まで。
■ソース
Tate’s iconic Nude Art collection exhibited at NSW Gallery

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