環境運動家のヘリ、悪天候で墜落

炭鉱開発抗議の帰途にハンター地域で

 11月9日、NSW州ハンター・バレーの山岳地帯で消息不明だったヘリコプターの墜落が確認された。また、乗員3人の遺体も発見された。3人は著名な環境運動家で自然写真やビデオの撮影者としても知られていた。この事故も、同州ニューイングランド地域の農業地帯に計画されている炭鉱開発に対する抗議行動の帰りに悪天候に遭遇したものと見られている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現場はセスノックの町の南、ワタガンズ国立公園の急峻な山岳地で、折れた樹木の下に損壊したヘリコプターの残骸が目撃され、捜索隊が現地に入って遺体を確認した。3人は、シドニー在住のリチャード、キャロリンのグリーン夫妻、ジョン・デービス氏と発表されている。

 グリーン氏は風景写真家としても知られており、デービス氏はABC放送のプロデューサとして務めたこともあるドキュメンタリー作家で、2011年にはシドニーのデビッドソン選挙区で緑の党候補として立ったこともある。

 3人は、州北西部のブリーザで開かれていた神華炭鉱開発抗議に参加した帰りで、当時のハンター地域は荒天で、ヘリコプターが悪気流に巻き込まれたのではないかと見られているが、民間航空安全局が機体を回収して事故原因を調査することになっている。

 トニー・ウィンザー元連邦議会ニューイングランド選出無所属下院議員は、3人とも週末にリバプール・プレーンズ・ハーベスト・フェスティバルで顔を合わせており、「リチャードはブリーザで起きていることに強い関心を持っていた。私達は、鉱業部門のロビーイストがキャンベラでどういうことをしているのか、どういう政治が行われているのかについて話し合ったばかりだ」と語っている。

 事故機はユーロコプター社製のツイン・タービン機、EC-135と発表されている。
■ソース
Hunter Valley helicopter crash: Richard and Carolyn Green, John Davis ‘were deeply committed to the environment’

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