WA州南部沿岸地域でブッシュファイア

エスペランス付近、4人車内で焼死

 WA州ウエイン・グレグスン消防庁長官は、グラス・パッチとサーモン・ガムズの2箇所で4人が車に乗ったままブッシュファイアに巻き込まれて死亡したと発表している。男性1人が1台の車で、また、男性1人と女性2人が他の車で亡くなっている。男性1人は地元農家で、周辺の住民に避難を呼びかけて走り回り、全員が避難したことを見届けてから自分の車で避難する途中で火災に巻き込まれたと見られている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 グレグスン長官は、「火災の原因は落雷と見られる。4人の他に死傷者はまだ報告されていないが、家屋3戸が全焼した」と発表している。また、ビクトリア・ブラウン・エスペランス・シャイア長は、「火災はほとんどのところで消し止めたが、まだ一部が燃え続けており、それが一つになって大火災になろうとしている」と訴えている。

 コリン・バーネットWA州首相は、「4人が亡くなったことにショックを受けている。1960年代のドゥエリンガップのブッシュファイアを思い出させる。あの時は6人か7人が亡くなったように記憶している」と語った。

 また、グレグスン長官は、「スキャッダン、グラス・パッチ、サーモン・ガムズからノースマン、エスペランスにかけての地域で300人以上が避難した」と語っており、消防緊急救援局(DFES)のトレバー・タスカー管区消防監は、「サーモン・ガムズの火は最悪。風向きも気象条件も火災を煽っている。消防士もなすすべのない火勢だ」と語っている。

 また、火災は4箇所で続いているが、エスペランスの北100kmのグラス・パッチとサーモン・ガムズ、25km東のストックヤード・クリークが最悪だと伝えられている。

 また、DFESでは、「避難するなら早めに。ぎりぎりになって避難するのは危険。逃げ遅れた場合には自宅に立て籠もるしかないが、その場合には最大限家屋を火から守らなければならない。水タンクがあれば利用すること。水道は供給が止まることもありえるので頼りにできない。また、外にいる場合、今から自宅に戻るのは危険」と呼びかけている。
■ソース
Four dead in bushfires near Esperance in Western Australia

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