昨年交通事故死者過去3年で最高

酒酔い歩行者を巻き込む事故増加

 1月2日、NSW州政府は2015年のNSW州内交通事故統計を発表した。昨年の交通事故死者数は過去3年で最悪の数字になっており、酒酔い歩行者が車にはねられる事故が急増していることが交通事故悪化の原因と指摘されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 交通事故統計によると、2015年の交通事故死者は前年から41人増え、348人にのぼっている。そのうち61人が歩行者で前年を20人上回っている。

 道路安全センターでは、「交通事故死の大きな原因は2つある。歩行者が信号や横断歩道で渡らず、中間の区間で横断しようとすること。また、真夜中から午前6時までの歩行者死亡事故が増えており、これは歩行者の酒酔いが関わっている」と発表している。また、ダンカン・ゲイ道路相は、「友人と飲みに出た場合には友人の面倒を見ること。酔って判断力を失った状態で車の前に飛び出すことがないようお互いに注意してほしい」と語っている。

 その他にも、自動車同乗者の死亡が前年から17人増えて60人に、また、オートバイ・ライダーの死亡が7人増えて66人になっている。Pプレート・ドライバーが関わった死亡事故は34件から50件に増えているが、21歳から25歳までの年齢層の死亡数は36人から26人に減っており、過去10年の傾向に変化はない。

 首都圏の死亡者数は33%増えたが、郡部の死亡者数は首都圏の2倍にのぼっている。

 ただし、年間交通事故死亡者数が過去3年で最高になっているとはいえ、交通事故統計が記録され始めた20世紀初頭からでは3番目に低い数字になっている。また、州人口あたりでは2番目に低い数字になっている。ゲイ大臣は、「私達の努力が効果を見せているとはいえ、まだまだ、事故原因を突き止め、事故を減らしていかなければならない」と語っている。
■ソース
NSW 2015 road toll was the highest in three years; drunk pedestrian deaths part of increase

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