ダウン症候群の少女ビザ拒否撤回

スリランカの家族にダットン大臣職権で

 スリランカ出身の家族がダウン症候群の娘を残してビザを交付され、WA州に定着して、娘のビザを待っていたが、移民省は少女へのビザ交付を拒否していた。遂にピーター・ダットン移民相が大臣職権でビザ交付を決定、少女は家族との再会を果たすことができた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 スリランカ出身のフォンセカさん一家のアンジェロさんは、WA州のクリスチャン・クライシス・センターで働くためにテンポラリー・ビザの交付を受け、2015年にシャーク・ベイに移り住んだ。しかし、9歳のエライザちゃんはダウン症候群を理由にビザ発給を拒否された。そのため、妻のシャノリンさんはビザの交付を受けながらも、エライザちゃんの世話をするため、スリランカに残っていた。シャノリンさんは、「豪移民省は、エライザの入国を認めれば、多額の医療費が国民の負担になると言っていた」と、ビザ発給拒否の理由を語っている。

 移民省の決定は、オーストラリア国内の障害者支援団体から猛烈な批判を受けた。フォンセカさん一家は団体の支援を受け、11か月にわたってエライザちゃんのビザ発給要求を続け、ようやくピーター・ダットン移民相の大臣職権発動になった。

 家族3人はようやく再会し、親戚が定住しているWA州ジェラルドトンに旅行した。オーストラリアで念願の再会を果たしたフォンセカさん一家は、オーストラリアでエライザちゃんのビザ発給を実現するために協力した、クリケット・オーストラリアなどの人々に感謝の言葉を語っている。
■ソース
Sri Lankan girl with Down syndrome reunited with family in WA after visa granted

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