より大きく、より大胆に、より高齢化に

ーストラリアの刺青文化の変化

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は、オーストラリア社会で刺青が一般化しており、かつてのように、「刺青はギャング、水夫、囚人、コリングウッド・ファンだけのもの」というイメージではなくなった、と伝えている。

 そればかりでなく、現在ではオーストラリア人の20%近くが刺青を入れており、しかも新しく刺青を入れるのも女性が男性を上回るようになっている。マーク・マクリンドル氏の調査によると、現在、24%の女性、15%の男性が刺青を入れており、刺青師らも、過去5年、信頼の客は女性が圧倒的でこのまま続く勢いだと語っている。

 マクリンドル氏の報告書によると、刺青はかつてのような反逆のシンボルではなく、今や人生の大きなできごとを記念するマークになっているとのことで、刺青を入れる決心もも海外で酔ったはずみではなく、熟考の末ということが増えている。また、26歳過ぎて初めて刺青を入れたという人が3分の1以上にもなり、5人に1人は35歳を過ぎてから初めて刺青を入れている。

 国内には1000を超えるタトゥー・パーラーが登録されており、総合的な年商は1億ドルにものぼる。それでも、客の増加で仕事が追いつかなくなると気づかうパーラーもある。また、デザインも年を追って大きくなっており、刺青師が、「ショーツやTシャツからはみ出るような大きな刺青も増えている。しかも、昔なら刺青をしなかったような人が客としてくるようになった。刺青が一般社会で当たり前のようになっているようだ」と語っている。

 1011人を対象にした聞き取り調査で、半数以上が自分の刺青が気に入っているのでもっと彫りたいと考えており、一つだけという回答者は48%だったが、30%が3つ以上、15%が4つから7つ、7%が10以上の刺青を彫っている。

 ただし、刺青を彫った人の25%が後悔しているという数字も出ている。ただし、刺青を消すことを考えているというのはそのうちのわずか15%だった。
■ソース
Tattoos: bigger, bolder and granny might have one, too

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