オンライン詐欺、自動車売買にも進出

売買双方から今年既に544人が被害

 オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)のスポークスパーソンは、ウエブサイトを通して売買しようとする人は、オンライン詐欺に十分注意してもらいたい、との声明を発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2016年に入ってまる3か月、オンライン広告詐欺で既に544人が被害を受けており、被害総額は26万ドルにのぼっている。また、2014年の場合、オンライン広告詐欺は、3,200件を超える訴えが出されており、総額は200万ドル近くにのぼっている。

 ABC放送では、自動車売買ウエブサイトを利用する正真の売り主買い主を装った電子メール数件を確認したと伝えている。詐欺師の手口は、まずテキスト・メッセージを送り、自動車はまだあるかと問い合わせ、売り主には(詐欺師に)連絡する場合、連絡手段として電子メールのみを指定している。売り主が(詐欺師に)電子メールを送ると、詐欺師は売り主に、「自動車は気に入ったが、現在、ニュージーランドのタラナキ・石油ガス田におり、電話が使えない。ウェストパック口座と連結したPaypal経由で支払う。ついてはそちらのPaypal詳細を教えてもらいたい。自動車代金総額がそちらの口座に入り次第、クーリエを派遣し、ダーウィンの私の住所まで自動車を陸送してもらう」旨の文面を送っている。

 次いで詐欺師はニセの送金報告書を売り主に送る。その後には3通りの手口がある。一つはクーリエが来て車を引き取っていく。この場合、自動車は盗まれたことになる。次の手口は、ニセの送金報告書を送った後で、「気が変わった。返金してもらいたい」として、ニセ送金額相当の金を詐取するもの。また、「誤って売買契約を超える余分の金を送金してしまったので返してもらいたい」とする手口がある。逆に買い主から金をだまし取る手口もある。一つは、「金が口座に入金され次第、クーリエで車を届ける」として、支払いだけ受けて姿をくらますというもの。

 オンライン自動車売買ウエブサイトでは、「詐欺師達は金を盗み取るためなら骨身を惜しまない。決して売り主、買い主と直接交渉しないこと」と注意を促している。
■ソース
Warning over online scammers targeting car buyers and sellers

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