「フレデリク王太子がバー入店拒否された事実なし」

QLD州警察長官がメディアの既報に否定の声明

 8月18日夜、デンマークのフレデリク王太子がブリスベンのバーで身分証明書を提示できなかったために入店を拒否されたという話がメディアで大々的に流されていたが、イアン・スチュワートQLD州警察長官が、「そのような報道は正しくない」と訂正の発言を行ったことが22日のABC放送(電子版)で伝えられている。

 フレデリク王太子はTAS州出身のメアリー王太子妃と結婚しており、オーストラリアにもなじみの深い人物だが、QLD州ではアルコールやドラッグ関連の暴力事件多発を経て、事件多発地区では午前零時以降も営業する店は午後10時以降の入店客には身分証明書の提示を求め、これをスキャンすることが義務づけられている。

 「ジェード・ブッダ・バーでデンマーク王太子が身分証明書を提示できなかったために入店を拒否されたというのは嘘か?」との質問に対して、スチュワート長官は、「嘘とは言わない。正しくないと言うことだ。王太子が入店を拒否された事実はなく、身分証明問題については王太子の護衛警官と店の警備との話し合いで決着がついている。王太子はその話し合いに立ち会ってもいない。店の警備も護衛警官も王太子の安全、QLD州社会の安全、一般市民も王太子も楽しく過ごせることを図っただけだ」と語っている。

 ジェード・ブッダ共同経営者のフィル・ホーガン氏によると、「店の警備員は、その一行が何者かを確認しなければならなかった。拳銃を隠し持った私服の男達とまったく見知らない男の一行はテロリストかも知れない。警備員は店を守る義務がある。まず、護衛の警察官は身分証明書を提示し、スキャンを受けた。しかし、フレデリク王太子の身元は確認できていない。警察官6人がいる前でその人物を入店させればQLD州法違反の現行犯にされてしまう。警備員は任務を慎重に果たした」と語っている。

 結局、王太子と護衛警官グループは入店し、王太子は警官から離れてバーに行った。バーマンも王太子と知らず、注文を聞いた。フレデリク王太子は、「ダーク&ストーミーが欲しい」と答えた。

 ハミルトン・アイランドで行われるレース・ウィーク・ヨット・レースのために訪豪している王太子はブリスベンの夜を十分に楽しんだと報じられている。
■ソース
Denmark’s Crown Prince Frederik not turned away from Brisbane bar, Police Commissioner says

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