ティーンエイジャー死亡、成人2人不調に

警察、合成大麻の危険を警告
違法薬物の取締りは取締りを逃れようとする薬物密売人や製造人が指定薬物の分子式を少し変えることで取締りを逃れ、それが違法薬物に指定されると再び分子式を変えるといういたちごっこになっている。そのような新手の合成カナビス(大麻)で十代の少年1人が死亡し、成人2人が身体不調を訴えたことから、警察では、「合成薬物はその性質上内容がはっきりせず、また毒性なども確定していないため非常に危険」と警告している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
1月30日午後8時頃、ハンター・バレー地域ラザフォードの公園でディーン・シールド君(17)が死体で発見された。警察では、死亡の何時間か前にシールド君が「クロニック」と呼ばれる合成カナビスを吸飲していたという証言を得た。31日になって、ラザフォードに近いテララでも2人の男性(いずれも22)が、同じ薬物を吸飲した後で気分が悪くなったという情報が警察に入った。2人は病院で治療を受けているがいずれも生命に別状はない。
警察はラザフォードの民家から薬物を押収し、一方、検視解剖の結果を待っている。また、「違法薬物、合成薬物を試してみたいという気持ちがあってもやめた方がいい。そういうつまらないことに自分の生命を賭けることはない」と呼びかけている。また、メイトランド選挙区選出のジェニー・アイチソン労働党議員は、「ティーネージャの死はショックだ。親御さんから子供達に薬物の危険をよく説いてやってほしい。ドラッグをOKだという者を信じてはいけない。合成薬物も大手メーカーの製品のようなパッケージに入っていることがあるが、うかつに信じてはいけない。誰も合成薬物の成分を検査などしていない。薬物を作ったり売ったりする連中は若者の無知につけ込み、若者の生命を危険にさらして自分たちが金儲けすることしか考えていない」と語っている。
NSW大学全国薬物アルコール研究センターのリチャード・マティック教授は、「違法薬物、合成薬物はどれも少しずつ成分が違っており、何が入っているのか、どんな影響があるのかまったく分からない」と危険性を語っている。
■ソース
Hunter Valley teenager’s death prompts police to issue synthetic drugs warning

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