切断手術脚2本、塵芥処理場で発見

医療廃棄物専門焼却場設立の声

 NSW州ニューカッスル市西部ウォルセンドの塵芥処理場で切断手術を受けた脚2本に捨てられていた事故を受けて、医療廃棄物専門の焼却場を建てるように求める声が広がっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月16日、ニューカッスルのサマーヒル塵芥処理場の作業員が一般ゴミの山の中から人間の脚2本や注射器、血液の入った試験管など医療廃棄物を発見した。そのため、環境、保健関係の職員やニューカッスル市役所員らが捜査を始めた。その後、2本の脚は2人の病院患者のものと判明している。

 クリクリに近いウェストン・アルミニューム社のガービス・シモニアン代表取締役は、同社施設を再開発し、塵芥焼却施設を造ることを呼びかけてきたが、今回の事故についても、「医療廃棄物焼却施設の必要性を示す事故だ。このような混乱はよくある。経済的理由だ。有害廃棄物を処理しようにも扱ってくれるところがなかったり、あっても高かったりすると廃棄物処理を請け負った業者が経費を浮かすために今回のような不正廃棄をすることがある」と語っている。

 さらに、「今回の事故を警鐘として受け止め、管轄当局も当社の施設を医療廃棄物焼却施設として認可すべきだ。医療廃棄物焼却施設はNSW州内ではシルバーウォーター1箇所しかない。医療廃棄物処理は規模が広がっているが、処理能力が追いつかず、競争もない状態だ。必要なのは、新しい処理能力であり、適切な処理のできる施設だ」と語っている。

 また、切断手術患者団体のアラン・メンブリー会長は、「あってはならない事故だ。誰が間違ったのか分からないが、究明して処罰すべきだ。ハンター病院の品質管理対策を強化しなければならない」と語っている。
■ソース
Disposal of severed legs at Newcastle rubbish tips sparks call for second medical waste facility in NSW

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