反ムスリムと反民族差別両グループ衝突

メルボルンのハラル商業見本市会場前で

 VIC州では、週末にAFLのゲームの途中で観客席後方の壁に反ムスリムのスローガンを大書した横幕が掲げられ、場内警備員が実行者を会場から退去させるという事件が起きた。また、4月3日には、メルボルンで開かれていたハラル食品商業見本市開場前で反ムスリム・グループと反民族差別グループが衝突、乱闘に発展した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 メルボルン・ショーグラウンドで開かれていた見本市の会場の前で右翼団体「Party For Freedom」がピケを張っていたところに、反ファシズム団体の「Antifa」グループが右翼団体の反ムスリム・デモに抗議するために到着した。

 目撃者は、両グループの対立が一気に乱闘に発展したとして、「短い間だったが、かなり激しい乱闘になった。1分か2分程度のものか。しかし、かなりのパンチが飛んでいた。反イスラム派が20人くらい、Antifa派が10人か15人くらい。顔から血を流している者もいた」と語っている。

 また、メルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)で開催されたAFLコリンウッド対リッチモンド戦では、反ムスリム横幕を掲示したのは国粋団体の「United Patriots Front」で、その事件に対する反民族差別抗議行動が市内フェデレーション・スクエアで開かれ、都心部をデモした。

 AFLも公式声明を発表し、「反ムスリム横幕は非常に不快感を煽るものであり、実行者を突き止め次第処置を執る」と語っているが、場内警備員が実行者を会場から排除した際に身元などを確認しておらず、防犯ビデオなどから割り出す他ない。
■ソース
Anti-Muslim and anti-racism protesters ‘intensely’ clash outside Melbourne’s Halal Expo

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