ボートで出国図り、QLD州の港の水際作戦で検挙される

インドネシア・フィリピン経由でシリアの武装闘争目指した5人

 VIC州メルボルン市出身の5人がケアンズで逮捕された。5人はQLD州から7mのボートでインドネシア、フィリピンに渡り、そこからシリアに渡ってイスラム国に参加する計画で行動していたとみられており、敵対行為目的で外国に入国する準備をしていた容疑で逮捕された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 逮捕されたのは2014年にフィリピンのセブで逮捕されたことのあるイスラム聖職者のムサ・セラントニオも含まる21歳から33歳までの男5人で、有罪判決が出た場合、懲役最高終身刑もある。

 5人はメルボルンから全長7mのボートをケープ・ヨークまで回航し、そこからインドネシアに渡る計画だったとされている。5人は、5月16日にケアンズの法廷に出廷し、検事局は5人をメルボルンの警察当局に引き渡す申請を行う予定と報道されている。

 連邦警察(AFP)のニール・ゴーハン長官は、「5人は以前に旅券を取り消されており、国外脱出をもくろむことは必至だった。メルボルンからわざわざQLD州北部まで小さなボートで航海してきたことからも真剣だということが分かる」と語っている。また、警察は何週間も前から5人の行動を監視しており、彼らが国内でテロ行為をする危険はないと判断していたと述べている。

 セラントニオ容疑者はメルボルン西郊地区でイタリア系の家族のもとに生まれたが、17歳の時にイスラムに改宗している。何年か前からはイラク、シリアでの原理主義者の聖戦支持を唱え、外人戦士としてはもっとも人気と権威を知られていた。2014年、フィリピンのセブ島に滞在中に、「シリアに渡る」と宣言していたが、AFPの連絡でフィリピン警察当局が同容疑者を逮捕した。オーストラリア旅券が取り消され、フィリピンからオーストラリアに強制送還されたが、結局不起訴処分になった。

 それ以来、セラントニオ容疑者はインターネットでは目立った活動をしていなかった。
■ソース
Five men charged with counter-terrorism offences over alleged boat escape to join fighting in Syria

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