QLD、イギリス人バックパッカー、2か月監禁される

暴力と強姦の恐怖の後、抜き打ち交通検問で救助

 QLD州過疎地でイギリス女性バックパッカー(22)が2か月間監禁され、その間首を絞められたり、殴られたりの暴力を受け、また繰り返し強姦されていたが、犯人の車で移動中に交通検問の警察官に発見、救助された。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 3月5日、ブリスベンから北西に500kmのミッチェルの町でワレゴ・ハイウェイを走っていた4WDを交通警官が停め、通常のチェックのために近づいたところ、運転席にいた女性は顔に重傷を負っており、極度におびえていることが明らかだった。異常を感じた警察官が車内を点検したところ、車両後部のトランクに隠れていた犯人の男(22)を発見、逮捕した。

 警察の調べによると、被害女性は3か月前にケアンズで犯人と出会い、一緒に車で旅することを承諾した。しかし、間もなく男は女性を監禁し、2017年1月2日から3月5日までの間、QLD州内の各所で暴力行為と強姦に及んだ。

 ケアンズのマヌンダ地区在住の犯人は、強姦4件、暴力行為8件、首を絞めた容疑4件、不法監禁2件でローマ裁判所に起訴された他、違法薬物関連の容疑でも起訴されている。

 女性は、顔面骨折の他、全身の挫傷創傷の治療を受けている。

 オーストラリア国内では1989年から1993年にかけてシドニー首都圏の南の国道と州有林で海外バックパッカー連続殺害事件が起き、少なくとも7人が殺害され、イバン・ミラットが終身刑7回の判決を受けている。また、ケアンズでは日本人女性が殺害されウィーリー・ビンに押し込まれていた事件も起きている。北部準州の国道で旅行中のイギリス人カップルが男に襲われ、ジョアン・リースさんは茂みに身を潜めて助けられたが、殺害されたと見られるピーター・ファルコニオさんの遺体は未だに見つかっていない。最近にはアデレードでも男が女性バックパッカーを強姦し、殺害しようとした容疑で逮捕されている。また、ブリスベンではワーキング・ホリデーの韓国人女学生がアルバイトに出かける途中で襲われ殺害されている。昨年にはポーランド人のオペア女性がブリスベンのペトリーで強姦され、鼻骨骨折などで手術を受けた。容疑者(28)が有罪判決を受ける直前に女性はポーランドで交通事故に遭い、死亡している。2014年にはフランス人のソフィー・コロンベさん(21)がブリスベン川のほとりの公園ベンチで死んでいるのが発見された。この事件ではベンジャミン・ミルウォードが終身刑を言い渡されたが、ミルウォードは犯罪時、アイスでハイの状態になっており、犯行後、息も絶え絶えの被害者をほとんど素裸で放置、また通行人もコロンベさんをホームレスと思い込んで助けなかった。そのため、数時間後にコロンベさんは死亡している。
■ソース
British backpacker rescued after two-month hostage ordeal in outback Queensland

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