ロンドン橋テロ事件で豪人被害者助けようとして死亡

現場に向かって駆け寄り、テロ犯に刺される

 6月3日に起きたイギリスのロンドン橋テロ事件で、SA州の看護師が被害者を助けようと現場に向かって駆け寄り、テロ犯に殺されていたことが明らかになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 亡くなったのはカースティ・ボーデンさん(28)で、ロンドン首都警察がボーデンさんの家族のメッセージを発表、「カースティは家族、友人、ボーイフレンドから愛されていた。外向的で人助けを惜しまない親切で心の寛い女性だった。彼女は看護師としても日常生活でも人助けに熱意を注いでいた。事件が起きた時、橋で倒れている人を助けようとして危険に飛び込んで行き、命を落とした。彼女の無私の勇気ある行為を誇りに思う。人を思いやり、英雄的だったのは事件当夜だけでない。いつもそうだった」と述べている。

 ボーデンさんはSA州リバーランドのロクストン出身で、事件当時、ロンドンのガイズ&セント・トーマス病院に看護師として働いていた。

 テロ事件の被害者の手当も行った同病院のデーム・エイリーン・シルス看護師長は、「カースティは優れた看護師で、手術回復室のメンバーからも高く評価され、頼られていた。また、患者のためにはどんな手間も厭わない人だった。カースティの家族、ボーイフレンド、友人、病院の同僚に深い哀悼の気持ちをおくりたい」と語っている。

 ジェイ・ウェザリルSA州首相は、「外務貿易省とも緊密な協力でボーデンさんの家族友人へのサポートを行っている。この悲劇はSA州民すべての心に触れることだろう。また、テロリズムの怖さをまざまざと感じさせることになる。友人知人がイギリスに住んでいるオーストラリア人は多い。この事件が起きるまで、何の心配もなくロンドン市内を歩き回ることができると思い込んでいた。このような冷酷な事件が起きるとまったく信じられないことだ」と語っている。
■ソース
London Bridge attack: Australian woman Kirsty Boden died helping other victims, family says

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る