ホッキー氏、次期駐米大使に任命か

アボット政権で失政酷評された前財相

 2014年5月、トニー・アボット保守連合政権で財相に就任したジョー・ホッキー氏初の5月予算案は「不公平予算」と酷評され、2015年予算案まで上院でストップされた予算法案が相次ぎ、廃案に追い込まれたものも多かった。また、海外訪問中のホッキー氏が、「政府におもらいする時代は終わった」と発言したが、それ以降にはホッキー氏を含めた政治家の手当、公費請求、高額の年金などの問題が続出した。2度の予算案の後、アボット氏が首相の座から追われると、後を継いだマルコム・タンブル氏はホッキー氏を財相から解任し、スコット・モリソン氏を財相に任命、バックベンチに降りたホッキー氏はそのまま政界を退いた。当時から、「ホッキー氏が次期駐米大使」の噂が流れていた。

 ABC放送(電子版)は、「ホッキー駐米大使任命はほぼ確実」と伝えている。

 引退ベテラン政治家を大使に任命することは以前からの慣行になっており、ティム・フィッシャー、アマンダ・バンストン両氏が大使を務めたことがあり、キム・ビーズリー氏は現在の駐米大使を務めている。

 11月にフィリピンで開かれたAPECの席でバラク・オバマ大統領がタンブル首相をホワイトハウスに招きたいと申し出ており、タンブル首相も即座に受諾した。ホッキー氏は2016年1月からワシントンに駐在する見通しで、タンブル首相訪米の下準備をすることになる。

 次期駐米大使人選について質問されたタンブル首相は、「ジョーは偉大な国民。他の分野でも活躍していただきたい。発表は正式に適切な方法で行う」と答えている。

 ビーズリー現大使の5年の任期は12月いっぱいで終了する。
■ソース
Joe Hockey expected to be announced as new ambassador to United States tomorrow

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