ストーン連邦自由党議員、引退表明

女性進出支えて20年間の政治活動

 農村部を代表し、女性の社会進出を保守政党から唱導してきたシャーマン・ストーン博士が、20年間の連邦自由党下院議員生活に終止符を打つ意図を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ストーン議員は、「VIC州マレー選挙区選出議員として、老若男女、何世代にもわたって住み続けてきた人々やこの偉大な国に渡ってきたばかりの素晴らしい人々と協力してきた。どんな人も違いはない。誰もが家族のために良かれと考え、安全で確かな未来を望んでいる」と語っている。

 ストーン議員は7回の選挙を勝ち抜き、ジョン・ハワード保守連合政権では、労働参加担当大臣を務めた。また、野党時代にもいくつもの影の閣僚を務めている。

 また、その期間、農村部を代表して、ブッシュファイア、洪水、旱魃などの災害をくぐり抜けてきた。事実、10年間の記録的な旱魃に続いて2年間の記録的な水害を経験した。最初の水害では選挙区の西半分が水に浸かり、翌年の水害では東半分が水に浸かった。とんでもないことだ。今後2週間か3週間のうちに私の後継者を選ぶ公認選があるはずと語っている。

 2013年にトニー・アボット保守連合政権が樹立された時、60%以上のプリファレンス票を獲得し、かつ1.3%の得票増を確保したが、アボット新政権は企業援助を打ち切る方針を打ち出し、ストーン議員選出区にある食品加工会社SPC Ardmona社が、政府援助がなければ工場を海外に移転する他ないと発表すると、ストーン議員は2,500万ドルの助成金を主張したが、アボット首相とジョー・ホッキー財相がこれを拒否した。2014年、ストーン議員は、アボット首相やホッキー財相らが政府援助を拒否する理由として、「SPC Ardmona社は労組に譲歩しすぎて経営が苦しくなった」と主張していたことについて、「事実無根。首相らは国民をだましていた」と語っている。ストーン議員は、「SPCや果樹園、そこで働く人々は生きていかなければならず、生き延びてきた。自分もその社会の一員であることを誇りに思う」と語っている。

 また、議会への女性進出を唱導し、アボット内閣で女性閣僚が少ないことについて、アボット首相とピータ・クレドリン首席補佐官を批判、「ピータはアボット首相の門番」と語っている。また、ハワード政権期には、アボット保健相(当時)が経口妊娠中絶薬RU-486の認可を阻止したことに反対して、保健相の権利を剥奪することを主張、その結果、RU-486販売禁止処置が解かれた。
■ソース
Sharman Stone: Liberal MP for Murray retires from politics after 20 years

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る