「米中戦争が起きれば、オーストラリアは重要な役割に」

南シナ海緊張の高まりにオバマ大統領の元情報顧問発言

 南シナ海の領土権問題で緊張が高まっている時期、バラク・オバマ大統領の元主任情報顧問が、「米中戦争が起きれば、オーストラリアは決定的な役割を果たすことができるだろう」と発言した。

 発言の主のデビッドCゴンパート氏は、2009年から2010年まで国家情報副長官を務めており、最近には米陸軍の依頼で軍事大国同士の米中が戦争になる可能性を調査報告した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ワシントンのランド研究所がまとめた115ページの「War with China: Thinking Through the Unthinkable」報告は、「現在の地域対立が過熱した場合に起きる可能性があり、長期的、壊滅的なものになるだろう」としており、その際には、アメリカの同盟国オーストラリアは重要な役割を果たすことができるだろう」としている。

 また、ABCラジオの「World Today」に対して、ゴンパート氏は、「長年のアメリカの同盟国であるオーストラリアは米中戦争で重要な役割を果たすことができる。また、オーストラリア国民は自分達に何ができるかを私よりもよく知っているはずだが、非常に重要な役割であることは確かだ」と語った。

 さらに、「オーストラリアのアメリカ支援は、米軍が行う兵站を肩代わりし、米軍が戦闘に集中できるようにすること、また、豪軍が実戦に参加することもできる。両軍は共同作戦のやり方を熟知している。それだけでも作戦で決定的な違いがある」と語っている。

 先週の衛星写真で、中国はこれまでに建造した複数の人工島にジェット戦闘機を格納できる強化格納庫の建設を始めていることが示されており、8月13日付南華早報は中国政府筋として、「中国は11月の米大統領選挙前にもスカボロー礁の土木工事を始めることができると報道している。

 スカボロー礁は、台湾、フィリピンも領土権を主張している。
■ソース
South China Sea: Australia could play pivotal role in a US-China war, ex-Obama intelligence chief says

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