NSW州政府、30億ドル予算のセントラル駅再開発

ABC、フェアファクス・メディアが機密計画を閲覧

 11月12日、ABC放送(電子版)は、NSW州政府が30億ドル近い予算をかけてセントラル駅の再開発を計画している機密文書を見たと報道した。ABC放送は、フェアファクス・メディアも機密文書を閲覧したと伝えている。

 20年をかけたセントラル駅と周辺区画の再開発計画では、ヘンリー・ディーン・プラザ周辺の商業物件や貨物線なども買収することになっている。

 一部の建設はすでに始まっており、今後30年間で開発が進められるため、2035年まで鉄道乗降客にも支障が出ることが予想される。

 1906年竣工のセントラル駅再開発では、プラットフォーム新設、店舗、レストランなどのビルに最上階には180室の高級ホテルを配する。そのため、現在のライトレール停留所をピット・ストリートに移転する。また、リムジンの転回場やタクシー待合所を新ホテル玄関前に設置するなど20億ドルを計上している。

 ただし、計画書では、店舗などの部分は政府にとっては採算に合わない投資になる可能性もあるため、プロジェクトの進行に従って調整する必要があるとしている。

 レイルウェー・スクエア側のリー・ストリートに3億ドルの予算で商業タワー・ビルが3棟計画されており、反対側のプリンス・アルフレッド・パークに沿った側線部分も店舗や低層アパート・ビルが3億ドルの予算で計画されている。そのために変電所の移動も必要になり、そのために4,000万ドルの予算が予定されている。

 計画書では、今後20年間でピーク時にセントラル駅で乗降する旅客の数が現在の70%増しになると予想しており、現在セントラル駅周辺にある歩行者トンネルが危険なレベルにまで混雑するようになると警告している。

 しかし、アンドリュー・コンスタンス運輸相は、30億ドルのコストを否定し、10億ドル程度の予算でできると主張している。
■ソース
NSW Government’s secret Central Station blueprint reveals billion-dollar overhaul

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