NSW州選挙投票日まで残り2週間

与野党が公約の大盤振る舞い

 NSW州選挙は、現役のマイク・ベアード保守連合州首相が州首相としては過去最高人気と伝えられており、労組畑出身で知名度の低いルーク・フォーリー労働党党首は苦戦を強いられるがもともと前回選挙で失った議席を少しでも回復することが目標となっている。投票日まで残すところわずか2週間となり、双方が公約の大盤振る舞いと報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ベアード保守連合がタロンガ動物園に5,700万ドルの予算を積むと、労働党はシドニー首都圏の交通緩和に10億ドルを約束した。タロンガ動物園への投資は特に動物園の「オーストラリアの動物」区画の改装に充てられ、海外からの観光客を呼び込める内容にする計画、また、ゴリラが棲む「コンゴの森」や象が動物園内を歩き回る姿を見物できる「エレファント・トレール」なども計画されている。

 ベアード首相は、「タロンガ動物園は毎年140万人の入園客を誇り、シドニーの観光名所としては最大の呼び物。このまま安心しているわけにはいかない。再活性しなければ。タロンガ動物園はこのところ荒れるままになっていた。私の政府はそういうことを続けさせない。動物園ということでなら、これはシドニーだけでなく世界に誇れる質だ。入園客が増えれば経済がうるおい、雇用が増し、州にとっても素晴らしいことだ」と語っている。

 一方、労働党はマイケル・デーリー影の財相が、「10億ドルのうち、6億ドルは首都圏道路網のネックを取り除き、交通安全性を向上させる。また4億ドルはM4自動車道路網の効率向上に充てる。労働党のインフラストラクチャ建設には保守連合のような事業成績の良い電力網を売却するなどということはしない。ベアード首相は道路と鉄道の建設について過去10日間話してきたが、首相の建設プログラムはいずれも電力網売却が前提になっている。ところが、州民の圧倒的多数は電力網売却に反対している。ベアード氏は昨日はグランプリ開催を語った。今日はウォンバットについて語っているが、電力網売却だけは何としても口にするまいとしているようだ」と語っている。
■ソース
NSW election 2015: Coalition promises $57m for Taronga Zoo; Labor pledges $1b for roads

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