2015年NSW州選挙、保守連合優勢

電力民営化などの問題抱えつつ

 投票日が今週末に迫ったNSW州議会選挙は、労働党政権時代の大臣汚職に端を発した調査が保守連合政権州首相や議員にも広がり、辞任したバリー・オファレル首相に代わり、マイク・ベアード氏が州首相に就任、保守連合に新しいイメージをもたらしたが、労働党以上の腐敗議員を出したことがたたり、またベアード政権が打ち出している電力民営化についても州民の過半数が反対するなどで、支持率が下がっているが、野党労働党のルーク・フォーリー党首のイメージや党政策がはっきりしないこともあって、ベアード保守連合が今回の選挙で政権を維持する可能性が大きい。

 3月23日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 フェアファクス/イプソス世論調査では、二党択一の質問で保守連合54%対労働党46%で数議席の多数派を占める見込みだが、2011年選挙時に比べると10%の保守連合離れが起きている。そのため、新しい選挙区割りで18議席を失いながらも51議席対38議席と予想されている。また、「州首相適任者」の質問でもベアード氏が56%に対し、フォーリー氏は27%に留まっている。

 ニューズ・コーポレーションが掲載したギャラクシー世論調査でも、二党択一の質問で54%対46%と保守連合の優勢が示されている。また、こちらは10議席を失うと予想している。この結果について、フォーリー氏は、「今回の選挙の困難は予想済み。しかし、勝利を目指して戦うことに変わりはない。電力民営化問題以外にも州には重要な問題がいくつも山積している」と述べている。また、フォーリー氏は、「ベアード氏が失えば、トニー・アボット氏が失うことも確実」として、連邦保守連合政権の退潮とNSW州保守連合を結びつける発言をしているが、ベアード氏は、「州と連邦は別問題」と否定している。
■ソース
NSW election 2015: Polls suggest Mike Baird’s Coalition to defeat Luke Foley’s ALP with reduced majority

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