「うどん居酒屋」がメルボルンに新たなブームを起こす/それでも恋するメルボルン

それでもするメルボルン

「うどん居酒屋」がメルボルンに新たなブームを起こす

ランチの「天ぷらうどん」はこのボリュームで何と10ドル。優しく深みのあるだしが日本の味を思い出させてくれる
ランチの「天ぷらうどん」はこのボリュームで何と10ドル。優しく深みのあるだしが日本の味を思い出させてくれる

「ドアを開けたら、そこは日本だった」

お得としか言いようのない「日本酒の飲み放題」は90分で1人28ドルで20種
類の日本酒を飲み比べできる。期間限定とのことなので、お早めに
お得としか言いようのない「日本酒の飲み放題」は90分で1人28ドルで20種類の日本酒を飲み比べできる。期間限定とのことなので、お早めに

雰囲気も味もそんな気持ちにさせてくれる居酒屋がバーク・ストリートにオープンした。「うどん居酒屋・前田屋」は「飲んだ後の締めにうどん」というメルボルンで新しい居酒屋スタイルを提案する店。年々、日本へ旅行するオーストラリア人は増え続け、滞在中に居酒屋に惚れたオージーも多い。日本で食べたあの味をもう一度食べたい人や、望郷の念に駆られつつ「そうそう、この味だった」と懐かしく味わえる和食のメニューが並ぶ。まずは、お得なランチ「野菜天ぷらうどん」($10)から味わおう。滋味深いだしのうまさが際立つうどんと12種類の野菜天ぷらのセットはボリューム満点。この味と値段を知ったらカフェのランチでは物足りなくなりそうだ。自慢のうどんは九州風で麺がもっちりと柔らかく、少し甘めのつゆが特徴だ。うどんと言えば「讃岐うどん」と思っている人には驚きの食感だが、九州ではこれがスタンダードで、近年、東京都内では九州うどんの店が増えているそうだ。讃岐うどんに続く新たなブームがメルボルンでも起こるかもしれない。だしはかつお、さば、あじ、いわし、昆布をブレンドし九州特産の「えびす醤油」を使い、ほんのりと甘く、口当たりがまろやかに仕上げられている。初めて食べた食感と味だが、これは間違いなくリピートするであろう一品。更に、夜のメニューには「なべ焼きうどん」「味噌煮込みうどん」「和牛すきやきうどん」など、12種類のうどんメニューがあり、飲んだ後の締めの一杯には申し分のない選択肢がそろう。この他にも、鶏の唐揚げをえびす醤油を使ったタレで頂く、大人気の「あまから丼」($9. 8)や、居酒屋の定番「鳥の唐揚げ」などの揚げ物も絶品で、カリッ、しっとり、ジュワーと、最初のひと口で笑みがこぼれるはずだ。日本で経験を積んだシェフがしっかりと厨房で指揮を執り、一品一品のクオリティーと出すタイミングを見極めているからこそ、このうまさなのだろう。

値段も味も、正真正銘の居酒屋料理で直球勝負。メニューを見てどれにしようかと心が躍る瞬間を久しぶりに味わいたい人、日本行きの直行便に乗ったつもりで、足を運んで欲しい。

■うどん居酒屋・前田屋
Shop 2, 168 Bourke St., Melbourne, VIC
営業時間:毎日11:30AM~2:30PM、5PM~11PM
Tel: (03)9650-0440
Web: www.facebook.com/udonizakayamaedaya


大木和香
泣いたり、笑ったり、怒ったり、メルボルンで暮らす毎日はいろいろなことがあるけれど、日々発見することがたくさん。2児のママ・エディターが綴る、メルボルンのおいしいもの情報。インスタグラムでは「日々の徒然」や「食いしん坊日誌」を、ブログではメルボルンのお店やライフスタイルも紹介している。
講談社「Mi-mollet」ブログ(www.mi-mollet.com/category/blog-oki
インスタグラム(@waka_melbourne

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