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テイラー・スウィフト効果の反動も!?

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3月の豪小売売上高は前月比0.4%減、予想を大きく下振れ

オーストラリア小売売上高の増減率の推移。棒グラフは前月比、折れ線グラフは前年同月比(出典:オーストラリア統計局)

 オーストラリア統計局(ABS)が4月30日に発表した3月の小売売上高(季節調整済み)は。前月比で0.4%減少した。市場予想の0.2%増(ロイター通信)を大幅に下回った。2月の修正値0.2%増から減速。前年同月比では0.8%増となり、コロナ禍や財・サービス税(GST)導入時を除くと、史上最も弱い伸びを記録した。

 インフレと利上げで家計のやり繰りが厳しくなり、消費者が財布の紐を引き締めている現状が改めて浮き彫りになった。ABSの小売統計部門のトップを務めるベン・ドーバー氏は「生活コスト高騰の影響は依然として大きく、支出を抑えている」と述べた。

 食品(前月比0.9%増)を除くすべての品目で前月の実績を下回った。特に「服飾・靴・アクセサリー」(4.3%減)、「百貨店」(1.6%減)の落ち込みが大きかった。

 ドーバー氏は「2月にファッションやアクセサリーの売上高が大きく伸びた(全豪ツアーで連日満員御礼となった米シンガーの)テイラー・スウィフトさんの効果は一時的なものだった。3月はその反動で大幅に縮小した」と分析している。

■ソース

Consumers cautious as retail sales fall 0.4%(Australian Bureau of Statistics)





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