「豪州産LNGの安定供給は日本の命綱」 赤沢経産相が増産要請 キング豪資源相に

SHARE

ホルムズ海峡封鎖で ロイター報道

14日、東京で会談した赤沢亮正経産相(左)とオーストラリアのマデレーン・キング連邦資源相(Photo: 経済産業省)

 ロイター通信の報道によると、日本の赤沢亮正経産相は14日、オーストラリアのマデレーン・キング連邦資源相に対し、同国産の液化天然ガス(LNG)の増産を要請した。日米両政府が東京で共催した「インド太平洋エネルギー安全保障閣僚・ビジネスフォーラム」に合わせて開いた2国間会談で明らかにした。

 米・イスラエルによるイラン攻撃を受け、ホルムズ海峡が事実上、封鎖された状態が続いている。このため、原油だけではなくLNGの供給も打撃を受けている。米国、オーストラリアに次いで3番目にLNG輸出量が多いカタールなどから出荷が止まり、世界供給量の約2割とされるホルムズ海峡経由の輸出が停止している。

 赤沢経産相は「この前代未聞の事態(ホルムズ海峡封鎖)を受けて、手頃な価格で安定したオーストラリア産LNGの供給は、日本と周辺地域にとって命綱だ」と語った。その上で、経産相は「私たちは可能な限りの生産拡大の可能性を視野に、安定供給への継続的な貢献を真摯に願いたい」と増産を求めた。

 これに対し、キング資源相は「オーストラリアは引き続き日本にLNGを供給する信頼すべきパートナーであり続ける」と述べた。また、資源相は、西オーストラリア州のスカボロとバロッサのガス田が近く操業を開始し、生産量の飛躍的拡大が期待できるとの見通しを示した。

 ロイターによると、オーストラリア産が日本のLNG輸入に占める割合は約40%と最大。中東産LNGは全体の約11%、ホルムズ海峡を通過するのは同6%となっている。一方、日本の原油輸入は95%を中東産に依存している。

◼️ソース

Japan industry ministry asks Australia to boost LNG output amid Iran crisis(Reuters)

SHARE
Google Adsense
[the_ad_placement id="single-new-bottom"]