政策金利、0.25ポイント引き上げ4.10%

中央銀行・豪準備銀(RBA)は17日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、4.10%にすると発表した。16・17日に開いた会合で決定した。イラク攻撃前から再燃しているインフレ圧力を全力で抑え込む方針だ。
利上げは2月に続いて2会合連続。判断は割れた。9人の理事のうち5人が利上げに賛成し、4人が据え置きを主張した。
RBA理事会は会合後に発表した声明で、インフレ圧力が2025年下半期に著しく拡大したとの認識の下で、要因として◇労働市場の需給が少しひっ迫していること、◇供給への圧力が以前の予測よりもやや拡大していること、を挙げた。
その上で、理事会は「中東情勢の見通しはきわめて不透明だが、様々なシナリオの下では世界や国内のインフレを押し上げる可能性がある」と指摘。インフレが中銀の目標(2〜3%)をしばらく上回るとの観測から、政策金利の引き上げが妥当だと判断した。
RBAは2025年、3回にわたって政策金利を0.25ポイントずつ引き下げ、3.60%としていた。しかし、再び増してきたインフレ圧力を抑えるため、今年初の2月会合で2年3カ月ぶりに利上げに踏み切っていた。
◼️ソース
Statement by the Monetary Policy Board: Monetary Policy Decision(RBA)