ガソリン配給制、「備蓄10日」で発動!? ABC報道 アルバニージー豪首相は否定

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現時点では「供給維持に努める」

Photo: Marek Studzinski on Unsplash

 公共放送ABC(電子版)によると、ホルムズ海峡封鎖が長期化し、オーストラリア国内の燃料備蓄日数が10日まで縮小した場合、連邦政府は配給制を発動する計画を立案しているという。ABCが独自で入手した政府の内部情報をもとに31日、報じた。国防や警察、消防、救命、物流、公共交通機関など、社会にとって必要不可欠なサービスの燃料を優先的に確保する目的がある。

 これに対し、アンソニー・アルバニージー首相は同日、ABCのラジオ番組で「ABCの推測に過ぎない。これからさまざまな憶測が出てくるだろう」と報道内容を否定した。

 その上で首相は「政府として全国内閣会議(連邦首相と各州・準州リーダーの会議)がすべての手続きを順序立てて検討していく」と述べ、現時点では供給の維持に注力する方針を強調した。

 連邦気候変動・エネルギー・環境・水資源省によると、オーストラリアの液体燃料の備蓄日数は3月24日の時点で、ガソリン39日、軽油(ディーゼル燃料)30日、ジェット燃料30日となっている。

 政府は現時点で当面の燃料供給を確保しているとして、不安の解消に務めている。しかし、封鎖が長引いた場合、原油から石油製品を精製しているアジア諸国からオーストラリアへの輸出が滞り、食料や生活必需品の物流、ライフラインに支障が出る可能性がある。

◼️ソース

Federal politics live: Albanese to address the nation on government response to Middle East war(ABC News)

Radio interview – ABC Radio Melbourne(Prime Minister of Australia)

Minimum stockholding obligation (MSO) for liquid fuels: statistics(Department of Climate Change, Energy, the Environment and Water)

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