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ペロテNSW州首相が初訪日

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東京に州政府事務所を開設

NSW州首相として初めて訪日したペロテ氏(Photo: Wikipedia)

 ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州のドミニク・ペロテ州首相は7月21〜29日、日本(東京、広島)、韓国(ソウル)、インド(ムンバイ、ベンガルル)の3カ国を歴訪した。ペロテ氏が昨年10月に州首相に就任して以来、初の外国訪問となった。コロナ禍以降にNSW州首相が海外を訪れるのもこれが初めて。

 ペロテ州首相は21日、訪問先の東京でNSW州企業・投資・貿易省の事務所を開所した。同州首相は「豪州にとって最大の物品輸出先である日本において、NSW州は強固な拠点を築いた。北アジアで貿易と投資の機会を模索する企業にとって近道となるだろう」と述べ、事務所の開設を機に、同州企業の対日輸出や日本からの投資の呼び込みを積極的に進める考えを示した。

 2020/21年度のNSW州の対日輸出額は105億豪ドル、日本との貿易額は171億豪ドルに達している。

 また、東京都の小池百合子知事は「NSW州事務所の開設を祝福する。事業支援や規制緩和によって、東京は新しいビジネスを始める人にとって、魅力と可能性がたくさん生まれている」(原文英語)と述べた。

 同省の北アジア貿易・投資上級部長を務めるマイケル・ニューマン氏が東京事務所長に就いた。20年以上の日本滞在歴がある同氏は「(再エネで生産される)グリーン水素やアンモニア、NSW州で産出される『クリティカル・ミネラル』(電動車や再エネ、航空宇宙、防衛などの産業を支える重要な鉱物資源)の大規模な投資や輸出を通して、日本の長期的なエネルギー安全保障を支援する。観光客や留学生の渡航先としても我が州を売り込んでいく」と抱負を述べた。

■ソース

ECONOMIC OPPORTUNITIES BETWEEN NSW AND JAPAN TO SOAR (Press Release)

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