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CTスキャンかけてみたら胃の中にコカイン1.6キロ 密輸の男、シドニー空港で逮捕

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フランスで搭乗前に飲み込んだか

 オーストラリアの公共放送ABC(電子版)が6日報じたところによると、シドニー国際空港の入国管理施設で1日、フランス発香港経由の航空機で到着したポルトガル国籍の男(氏名非公表)が、胃の中に違法薬物のコカイン1.6キロを隠し持っていたとして逮捕された。

 報道によると、オーストラリア国境警備隊の係官が男のカバンを調べると、薬物の陽性反応が出たという。このため、容疑者をコンピューター断層撮影装置(CT)にかけて調べたところ、胃の中に16グラムずつ100個のペレット(圧縮錠剤)に詰めたコカインが発見された。

 警察は、容疑者がフランスを出発する前にペレットを飲み込み、航空機に搭乗したと見ている。容疑者は「販売可能な量の違法薬物を密輸した罪」で起訴された。刑期は最大で禁固25年。

 オーストラリア連邦警察のカーリー・スミス警視正代行は「身体の中に薬物を隠し持って密輸する者は、長年の禁固刑を言い渡されるリスクを負うばかりではなく、死の危険を冒すことになる」と述べた。

 連邦警察は国境警備隊と連携しながら、水際の密輸取り締まりを引き続き強化していく方針だ

■ソース
Portuguese national charged after attempting to smuggle 100 cocaine pellets into Australia in his stomach(ABC News)

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