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オーストラリア天然ガス業界に巨大再編の動き ウッドサイドとサントス、合併交渉認める

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実現すれば時価総額7兆円以上に

西オーストラリア州北西部沖の大陸棚で操業しているウッドサイドの海底天然ガス・プラント(Photo: Wooodside Energy)

 オーストラリアの天然ガス・原油生産大手のウッドサイド・エナジー・グループ(西オーストラリア州パース)と同業サントス(南オーストラリア州アデレード)が7日、合併に向けた交渉を進めていることをそれぞれ認めた。公共放送ABC(電子版)によると、実現すれば合併後の新会社の時価総額は800億豪ドル(約7兆6,300億円)に達する可能性がある。

 合併の憶測が報道されたことを受けて、ウッドサイドは同日、オーストラリア証券取引所(ASX)に発表した短い声明で「サントスとの合併の可能性について交渉していることを確認する。交渉は極秘であり、完了しておらず、成立する確証はない」とコメントした。

 サントスも同日、声明で交渉中であることを認めた上で「合併に向けた検討は初期段階にあり、2社の間で何の合意もない。これらの交渉が成立に至る確証はない」と述べた。

 ウッドサイドは、天然ガス・原油の採掘と生産を行うオーストラリア企業としては最大規模。主に大陸北西部沖にある海底天然ガス田と液化天然ガス(LNG)プラントを操業している。サントスも北西部の海底天然ガス田やLNGプラント、北東部クイーンズランド州のLNG生産などを手がけている。

■ソース

Woodside, Santos confirm discussions are ongoing surrounding possible merger(ABC News)





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