9月25日夜半より寒冷前線がNSW州を東進

週末の間だけの極端な冷え込みで山岳地に降雪

 9月25日のシドニーは午後から強い風が吹き荒れ、小雨もぱらつく荒れ模様になった。同日は夜半には気温もさらに下がり、極端な冷え込みになる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この嵐のため、シドニー、イラワラ地域では突風が時速100kmを超えるところもあった。また、州南部山岳地帯では降雪、北部では裸火全面禁止指令も発令された。

 シドニー都市圏南西部のキャムデンでは時速115kmの突風が観測された。さらに、気象庁(BoM)では26日には体感気温が摂氏8度から9度程度まで下がると警報を出している。

 BoMによると、この突風で樹木が倒れたり、電線が切れるなどの事故が起きており、鉄道、幹線道路に被害が出ている。

 NSW州緊急救援局のエマ・デラニー氏は、「特にシドニー都市圏西部とブルー・マウンテンの被害が大きかった。夕刻だけでも220件の救援要請電話を受けており、大部分が倒木や屋根の被害だった」と語っている。エンデバー・エナジー社によると、シドニー西部で17,000世帯が停電し、130件の電気の危険が起きている。

 シドニー空港では午後6時50分に気温が摂氏12度を記録したが強風のため、体感気温は摂氏5度程度、カトゥーンバでは摂氏10度で体感気温が摂氏1度まで下がった。

 強風も、シドニー湾のフォート・デニスンで106km/h、シドニー空港で100km/h、ブルー・マウンテンで104km/hを記録している。

 BoMのアガタ・イミエルスカ予報官は、「9月26日は晴天だが寒気が続く。今夜から寒冷前線がシドニー地域を移動するため、体感気温も実際より10度くらい低くなる」と語っている。

 来週にはNSW州も気温が上昇するが、キャンベラ地域では2,3日霜の降りる気象が続くと予報されている。

 また、25日午後から学校休みになるが、この週末に旅行に出かける場合、道路の凍結に注意するよう呼びかけが出ている。
■ソース
Sydney temperatures to plummet tonight as ‘deceptive’ cold front moves through NSW

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る