豪政界への中国の影響力懸念 クリントン氏

ABCテレビの時事番組のインタビューで

 オーストラリアを訪問中のヒラリー・クリントン元米国務長官が、豪政界への中国の影響力に懸念を示した。クリントン氏は14日夜に放映される公共放送ABCテレビの時事番組「セブン・サーティー」のインタビューで述べた。ABC(電子版)が14日、伝えた。

 この中でクリントン氏は「オーストラリアはオーストラリアであるべき」と述べ、「中国が政策に影響を与えようとするなら、『ノー』と言わなければならない」と主張した。また、同氏は「政府の政策決定は、外国権力が影響の結果であってはならない。そのことは、どの党派に属していようが、オーストラリアにいようが米国にいようが同じだ」と語った。

 その上で同氏は「オーストラリア経済は中国との結びつきが非常に強いが、ほかの自由主義陣営の国と同様に、外国からの介入の脅威を真剣に受け止める必要がある。中国政府の権益が寄付などを通じて政策決定に影響を与えようとする例が見られる」と指摘した。

 また、6月12日にシンガポールで行われることが決まった米朝首脳会談について、クリントン氏は「(完全な非核化を)担保する措置が盛り込まれ、首脳会談の時だけの一時的な発表ではなく、持続可能なものであれば歓迎する」とした上で「対北朝鮮では過去にも同じ道を歩んだ。だが、彼らは1年後に約束を反故にした。(首脳会談に)期待はしているが、現時点では楽観的にも悲観的にもなれない」との見方を示した。

■ソース
Hillary Clinton warns of Chinese influence on Australian politics(ABC News)

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