イスラム過激主義は最大の脅威—モリソン首相

メルボルンのテロ事件受け、テレビ番組で語る

 メルボルンで9日発生したテロ刺殺事件を受け、スコット・モリソン首相は10日の公共放送ABCのテレビ番組で「イスラム過激主義は、この国で最大の宗教過激主義の脅威だ」と指摘した。首相は「私は先頭に立ってこの国の宗教的自由を守る」とした上で「それと同時に、私は先頭に立って宗教的過激主義(の危険)について訴えていく」と述べた。

 VIC州警察は10日の会見で、ハサン・カリフ・シャイア・アリ容疑者(30=射殺)が、国際テロ組織の自称「イスラム国」(IS)に「誘発され、過激化していた」との見解を示した。ISは今回の事件について犯行声明を出したと報じられている。

 また、連邦警察は同日、同容疑者が2015年にシリアに渡航を計画した際、過激思想に傾倒していることを理由に、パスポートの効力を停止していたことを明らかにしている。

 なお、同容疑者に刺殺された被害者は、メルボルンの有名レストラン「ペリグリーニズ・エスプレッソ・バー」のオーナーであるシスト・パラスピナさん(74歳)だったことが分かった。ケガをした2人の男性のうち1人は、タスマニア州のビジネスマン、ロッド・パターソンさん(58歳)だった。もう1人はメルボルン近郊ハンプトン・パークの24歳の男性で、現時点で名前は公表されていない。2人はロイヤル・メルボルン病院で手術を受けたが、様態は安定しているという。

■ABC News
Bourke Street attacker identified as Hassan Khalif Shire Ali as police carry out raids in Melbourne

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